ゾド(雪害)被害に関する家畜感染症対策の資機材の引渡し
令和6年5月13日


5月13日、今般モンゴル全土で発生したゾド(雪害)被害に係る追加協力として、JICAから家畜感染症対策に係る資機材が非常事態庁(NEMA)に対して引き渡されました。同日、当該資機材の供与式が行われ、当館からは井川原賢大使が出席しました。
本協力は2016年にJICA課題別研修「コミュニティ防災」に参加したNEMAの職員がその成果を活用・普及することを目的に、JICAのフォローアップ事業として実施するものです。本日引き渡された資機材は、消毒剤2種類(計1トン)、噴霧器250個、防護服7,000枚で、これらは現在ゾドで死亡した家畜の死骸処理作業が行われている地域において、感染症対策のために活用されます。
追加協力に関し、井川原大使からは、「ゾドで死亡した家畜の死骸処理は早急に対応が必要な業務であり、現在各地の最前線で職務に当たっておられるNEMA、家畜衛生庁、そして各被災地の皆様に心から敬意を表するとともに日本からの支援が最前線の皆様の一助となることを願っている」と発言し、また、アリオンボヤン非常事態庁長官からは、「今回のゾドでは5月10日までにモンゴルの家畜の11%にあたる740万頭の家畜が死亡した。現在モンゴル政府は家畜死骸の処理を行っている最中であり、このタイミングで日本からちょうど死骸処理に必要な資機材を提供していただいたため、最大限活用していきたい。」との発言がありました。
田中JICAモンゴル事務所長は「JICAは今回の支援含め、ゾド等の災害対応・対策について短期的~中長期的な様々の協力を実施している。今回の支援についてもゾドからの復興に活用されることを強く願っている。」と述べました。
本協力は2016年にJICA課題別研修「コミュニティ防災」に参加したNEMAの職員がその成果を活用・普及することを目的に、JICAのフォローアップ事業として実施するものです。本日引き渡された資機材は、消毒剤2種類(計1トン)、噴霧器250個、防護服7,000枚で、これらは現在ゾドで死亡した家畜の死骸処理作業が行われている地域において、感染症対策のために活用されます。
追加協力に関し、井川原大使からは、「ゾドで死亡した家畜の死骸処理は早急に対応が必要な業務であり、現在各地の最前線で職務に当たっておられるNEMA、家畜衛生庁、そして各被災地の皆様に心から敬意を表するとともに日本からの支援が最前線の皆様の一助となることを願っている」と発言し、また、アリオンボヤン非常事態庁長官からは、「今回のゾドでは5月10日までにモンゴルの家畜の11%にあたる740万頭の家畜が死亡した。現在モンゴル政府は家畜死骸の処理を行っている最中であり、このタイミングで日本からちょうど死骸処理に必要な資機材を提供していただいたため、最大限活用していきたい。」との発言がありました。
田中JICAモンゴル事務所長は「JICAは今回の支援含め、ゾド等の災害対応・対策について短期的~中長期的な様々の協力を実施している。今回の支援についてもゾドからの復興に活用されることを強く願っている。」と述べました。
