モンゴル国における雪害被害に対する緊急援助物資の引渡し

　モンゴルにおける雪害被害（ゾド）に対して、日本政府が供与した緊急支援物資がモンゴル国家非常事態庁に引き渡されました。
　3月25日、モンゴルに対し供与する緊急援助物資が首都ウランバートルに到着しました。同日、国家非常事態庁にてモンゴル側からは国家非常事態員会バヤルフー事務局長（大佐）、非常事態庁ウーガンバヤル副長官、日本側からは井川原賢駐モンゴル大使、吉村JICAモンゴル事務所次長らの出席の下で、同物資の引渡し式が行われました。
　引渡に際し、井川原大使からは、ゾドによって被災された牧民の方々に心からお見舞いを申し上げる、さらなる被害を防ぐための一助となるよう、これら物資が最大限モンゴルの方々の役に立てられ、新しい子畜達が春を生き延びられること、被災した皆様が一日も早く通常の生活に戻ることを願っている旨発言しました。
　今回供与した毛布、ポリタンク、発電機、コードリールは、今後、速やかにモンゴル政府により被災者に届けられる予定です。