ウブルハンガイ県における草の根・人間の安全保障無償資金協力

令和6年2月20日
1 ドルジスレン・ウブルハンガイ県知事及び井川原大使の署名の様子
2 記念撮影
 2月16日、ウブルハンガイ県庁において、令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ウブルハンガイ県トグログ郡小中高等学校改修計画」の贈与契約に、井川原大使とドルジスレン・ウブルハンガイ県知事が署名いたしました。署名式にはガンボルド国家大会議議員が立ち会われました。案件名及び案件概要は以下の通りです。
 ドルジスレン・ウブルハンガイ県知事は「当県において、日本政府による草の根無償が2年連続して実施され、モンゴルの子どもたちの安全かつ衛生的な教育環境が整備されていることに感謝申し上げます」と述べました。 
 本案件は、ウブルハンガイ県トグログ郡小中高等学校の大規模改修を行うものです。校舎の屋根、外壁、内装(内壁、天井、扉、床)、換気システムの改修及び電気・通信設備(照明灯、非常灯、コンセント、スイッチ、配電盤、火災報知器、放送システム・スピーカー)の整備を行うことによって、同校の安全で衛生的な教育環境を整備し、同郡の教育の質を向上させることが期待されます。
 日本政府は、1990年以降34年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきております。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの記念すべき600件目、ウブルハンガイ県における20件目のプロジェクトです。また、今回承認された本案件の供与限度額は253,011米ドルです。
 また、井川原大使はウブルハンガイ県ハラホリン郡を訪問し、我が国の無償資金協力によって建設された穀物貯蔵庫(1997年完工)及びカラコルム博物館(2010年完工)を視察するとともに、令和2年度草の根文化無償にて整備されたアルワイヘール郡メルゲド実験学校を訪れ、日本語教室において生徒たちが熱心に学んでいる様子を視察しました。
3 ミーティングの様子
4 穀物貯蔵施設視察の様子
5 カラコルム博物館視察の様子
6 メルゲド実験学校視察の様子
7 メルゲド実験学校の生徒のパフォーマンス
8 生徒たちと集合写真