井川原大使のウムヌゴビ県訪問

令和6年10月29日

(1) ウムヌゴビ県副知事(県知事代行)との意見交換

1 デネードルジ・ウムヌゴビ県副知事との意見交換
2 ウムヌゴビ県自然環境・気候変動局の職員と
  井川原大使は、デネードルジ・ウムヌゴビ県副知事(県知事代行)と面会し、意見交換しました。
  デネードルジ副知事からは、ウムヌゴビ県は鉱山開発が進み、経済的に豊かになる一方、自然環境の悪化、砂漠化が進んでおり、環境改善のために県を挙げて植林に取り組んでいる旨説明があり、今回日本政府の支援によって実施されるセブレイ郡での「モンゴル南部地域におけるサクサウール林の再生事業」プロジェクトを歓迎するとともに、今後も県として協力していくとの発言がありました。
  井川原大使からは、今回のプロジェクトが2022年外交関係樹立50周年に定められた両国の10年間の「行動計画」の一環で実施され、モンゴルの「10億本の植樹」国民運動の推進、ウムヌゴビ県の自然環境の改善に寄与することを確信しており、両国の更なる協力がウムヌゴビ県で進められることを歓迎すると述べました。

(2) オイスカ・アグロパーク視察

3 アグロパーク内で説明を受ける井川原大使
4 アグロパーク内で説明を受ける井川原大使
 井川原大使は、オイスカ・アグロパークを視察しました。
 アグロパークでは温室が設置され、野菜や果実の栽培が行われている他、50ヘクタールの敷地では植林用の苗木の育成等が行われており、日本での農業研修に参加した若者たちが活動しています。
 同アグロパークは、ウムヌゴビ県とともに、「モンゴル南部地域におけるサクサウール林の再生事業」プロジェクトを実施するNGOオイスカ・モンゴルが運営しています。