「中等理科教材開発支援事業」機材供与式

令和3年10月22日
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  10月21日、日本のNGO連携無償資金協力で実施された「中等理科教材開発支援事業」で供与された理科実験教材の引渡式がモンゴル国立教育大学で開催され、菊間茂臨時代理大使はバトトグトフ教育・科学省科学技術イノベーション局長ほかとともに出席しました。
  本事業は、日本のNGOであるオール・ライフ・ライン・ネット及びモンゴル国立教育大学傘下のものづくりセンターを通じた事業であり、(1)機材供与を通じた理科実験教材の普及、(2)理科実験教材を用いた教育手法のワークショップを通じた伝授及び(3)ものづくりセンターから民間企業への技術移転を通じた理科実験教材開発のビジネス化を目的としています。
  今般、モンゴル各地の学校40校に、化学電池、簡易熱量計及びレンズ実験セットをそれぞれ250個ずつ供与することとなりました。本事業を通じて、今までは黒板上で学習していた理科の授業が、実際の実験も取り入れた授業となり、モンゴルの子どもたちの科学に対する興味を高めてくれることを期待します。
 
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