「工学系高等教育支援プロジェクト」機材引渡式

令和3年9月10日
1 小林大使
2 ガンバータル教育・科学省企画調整局長
   9月10日、モンゴル国立大学において日本政府の有償資金協力「工学系高等教育支援プロジェクト」によって新たに導入される機材の引渡式が行われ、小林弘之大使、ガンバータル教育・科学省政策企画局長、オチルホヤグ・モンゴル国立大学学長ほかが出席しました。
 
   2014年に開始された本プロジェクトは、(1)教員育成、(2)教育カリキュラムの改善、(3)機材供与・整備等を通じた工学系教育機関の機能強化及び(4)日本への留学を通じたモンゴルの工学系産業人材の育成を支援するものであり、今日、DNA分析装置やドローンを活用し地形データを3Dマッピングする装置を含む88億トグログ相当の109種148の機材がモンゴル国立大学に導入されました。これらの機材を活用し、モンゴル国立大学は日本の18大学との共同研究を含め、研究活動を拡大深化することが可能となりました。
 
   式典の中で、ガンバータル局長から日本の国民に感謝すると共に、今回提供された機材を使い、日本との大学間連携を強化したいと挨拶がありました。また小林大使からは、本プロジェクトを通じて、日本の発展の経験がモンゴル国民に共有されることを期待する旨挨拶しました。
 
3 オチルホヤグ・モンゴル国立大学学長
4 機材の説明を受ける小林大使
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