文化遺産センター デジタル化スタジオ開所式及び写真展

令和4年3月30日
1 挨拶をする菊間参事官
2 デジタル化スタジオの様子
 3月29日、菊間参事官は文化遺産センターで開催されたデジタル化スタジオ開所式及び写真展に出席しました。
 日本は1993年にユネスコに「無形文化遺産保護日本信託基金」を設置し、これまで世界で100件を超える案件を実施してきました。そのうち「モンゴル口伝遺産の映像記録」(1999-2002年)及び「馬頭琴の伝統音楽」(2004~2007年)の2つのプロジェクトで収集された映像・音声資料をデジタル化するスタジオが文化遺産センター内に設立されました。スタジオ開所式及び写真展には、B.ダワーツェレン文化省文化遺産局長、S. ボルドサイハン・ユネスコ国内事務局長らが出席しました。
 菊間参事官は挨拶の中で「日本モンゴル外交関係樹立50周年の今年、このようなスタジオが設立されたことは、両国の過去の協力関係を振り返りつつ、これからの互恵的な関係を考える契機となる」と述べました。
 式典後、M.オヨーントルガ文化遺産修復課長の案内で、文化遺産センターの新しい建物を見学しました。2012年に無償資金協力により整備された分析機材の活用状況を視察し、日本留学を経て活躍する研究員たちとの意見交換をすることができました。
 
3 写真展の様子
4 写真展の様子