世銀日本社会開発基金による地方の若者に対する研修事業の終了セミナー

令和7年6月6日
1 挨拶する井川原大使
2 挨拶するアシム世界銀行シニアエコノミスト兼タスクチームリーダー
 2025年6月3日、井川原大使は、世界銀行日本社会開発基金(JSDF)の「モンゴル地方の最も脆弱な若者のための起業に焦点を当てた社会情動的スキルに係る事業」の終了セミナーに出席しました。
 このセミナーには、世界銀行のアシム世界銀行シニアエコノミスト兼タスクチームリーダー、教育庁の関係者、対象県及び郡の行政関係者、教育機関の教職員、事業に参加した若者など、総勢200名以上が参加しました。
 同事業は、日本政府よりJDSFを通じて275万米ドルの資金協力を受け、世界銀行の監理下、2019年から2025年にかけてセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)により実施されました。対象地域であるホブド県、ザブハン県、ウブルハンガイ県、ゴビスンベル県及びスフバートル県の29郡で実施され、合計8,773人の若者が「起業家精神に基づく個人スキル開発/Entrepreneurship-focused Socio-Emotional Learning(ESEL)」研修に参加しました。
 井川原大使は開会の挨拶の中で、この事業に参加した若者が自らの能力を向上させることで、自分自身のポテンシャルを開花させるだけでなく、地域社会の発展の原動力となり、モンゴルの地方に新たなビジネスの機会をもたらすよう貢献できると確信していると述べました
3 挨拶するバヤンアルタイSCJモンゴル事務所長