モンゴル外務省による日本の災害復興祈願法会

平成30年9月12日
     9月11日、ツォグトバータル外相の発願で、本年の日本での台風及び北海道胆振東部地震による犠牲者を追悼し災害復興を祈願する法会がチョイジャムツ・ガンダン寺大僧正の他、約80名の僧侶により営まれました。この法会には、モンゴル外務省代表のほか、当館林参事官、津下総務・政務班長も参列しました。
     祈祷前、チョイジャムツ大僧正は、「日本では台風や地震など災害が続いており、多くの人命が奪われ、多くの人々が苦しんでいる。亡くなられた方の来世の幸福を願い、残された遺族の方々の心の傷が一日も早く癒えるように、また、災害から日本が立ち直り、もう災害に遭わないように、祈りたい。モンゴルの市場経済化・民主化の移行期における困難に直面していた際に大きな支援の手を差し伸べてくれた日本には、モンゴルは恩返しをしなければならない。アジアの模範である日本、過去に広島・長崎への原爆投下といった苦難にあい、それを乗り越えてきた日本の人々の苦しみの原因を取り除き、幸せの種がまかれることになるよう、心から祈願しよう。」と述べられました。
モンゴル外務省とガンダン寺に心から御礼申し上げます。