「理科教育強化支援事業」教材配布式

令和5年10月12日
1 挨拶する小林大使
2 会場の様子
 10月11日、日本NGO連携無償資金協力で実施された「理科教育強化支援事業」で製作された理科実験教材のワークショップ及び配布式がモンゴル国立教育大学で開催されました。
 小林大使は冒頭の挨拶において、新しい教材によって子ども達が新しい理科の授業を経験することによって、国際物理オリンピック等で優秀な成績を収める生徒の数も増えることを期待すると述べました。
 本事業は、日本のNGOであるオール・ライフ・ライン・ネット及びモンゴル国立教育大学傘下のものづくり研究室を通じたものであり、小学校の生徒向けの、理科が楽しくなるような教材の製作・配布を行うとともに、教材を用いた教え方を教員に指導しています。
 今回、RGB表示器(光の三原色の実験)、浮沈子及び簡易望遠鏡がモンゴル各地の50校に供与されることとなりました。本事業を通じて、実際の実験を取り入れた理科の授業が行われ、モンゴルの子どもたちの科学に対する興味が高まることが期待されます。