日本モンゴル外交関係樹立50周年記念「初等中等教育における体育教育」セミナーの開催

令和4年3月3日
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 3月2日、日モンゴル外交関係樹立50周年を記念して、政府庁舎において、日本大使館、国家大会議モンゴル日本友好議員連盟及び体育スポーツ支援議員連盟の共催による「初等中等教育における体育教育」セミナーが開催されました。
 冒頭、ダワースレン国家大会議議員(モンゴル日本議員連盟会長)及び小林大使が挨拶を行いました。小林大使は、体育は、健康・体力の増進のみならず、ルールを守る、課題を克服する、チームワークを育む等多くのことを学べる教科であり、また、日本では多くの生徒が部活動を通じて更にこうした学習を深めており、日本の教育制度を参考にする上で、こうした点にも目を向けていただければ嬉しいと述べました。
 日本から白旗和也日本体育大学教授(オンライン参加)、モンゴル側からオルトナサン国立教育大学教授がそれぞれ講演を行いました。白旗教授からは日本の体育教育が「生きる力を持つ」ことが説明されるとともに、バレーボールの授業風景を動画で示しつつ具体的な指導方法も紹介され、参加者からは非常に勉強になったという感想が多く聞かれました。
 同セミナーには、教育・科学省、体育・スポーツ国家委員会、モンゴル教育大学の他、実際に教育現場で体育教育に関わる教員等約80名が参加しました。
 閉会挨拶として、ムンフツェツェグ国家大会議議員(体育スポーツ支援議員連盟会長)から、モンゴルで教育関連法改正が議論されている今、時機を得たセミナーが開催されたことに謝意の表明がありました。
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