ホブド県における草の根・人間の安全保障無償資金協力

令和6年3月12日
1 ボロルマー県知事の署名の様子
2 井川原大使の署名の様子
 3月11日、井川原大使とボロルマー・ホブド県知事は、令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ホブド県青少年会館改修計画」に係る贈与契約の署名式をオンラインで実施しました。
 井川原大使は、この支援により、子どもを含む青少年がより安全かつ衛生的な環境で課外活動を行い、必要なサービスを受けることができるようになることを願っていると述べました。
 また、ボロルマー県知事は、「草の根無償による、長年のホブド県へのご支援に関し、日本国民の皆さまに感謝申し上げます。ホブド県は2024年を『子どもにやさしい・人づくり支援の年』とし、子どもの成長、安全、教育及び健康を重視しています。このような年に青少年会館の改修が決定したことは非常に喜ばしい。」と発言しました。
 本案件は、ホブド県青少年会館の改修を行うものです。同館の屋根、外壁、内装(天井、扉、床等)、暖房配管、換気システムの改修、ラジェーター交換並びにトイレの整備を行うことによって、安全かつ衛生な環境を整備し、もって同県の子どもたちが安心して課外教育を受けられる体制を構築するとともに、子どもの健全な育成を支援することが期待されます。
 日本政府は、1990年以降34年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきております。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの602件目、ホブド県における22件目のプロジェクトです。また、今回承認された本案件の供与限度額は201,476米ドルです。
3 オンライン記念撮影
4 オンラインミーティングの様子