令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力(農業用ドローンの引渡し)
令和5年12月13日


11月、令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ダルハンオール県、セレンゲ県、トゥブ県における農業用ドローン整備計画」の下、「地域開発のためのモンゴル農業者協会NGO」に対して機材の引渡しが行われました。
本計画により、ダルハンオール県オルホン郡、セレンゲ県マンダル郡及びトゥブ県ボルノール郡に農業用ドローン8台が供与されました。農業用ドローンを使用することにより、害虫防除策の効率化及び農作物収穫量を増加させ、もってモンゴル経済の重要な分野となる農業の発展に寄与することが期待されます。本計画の供与限度額は226,200米ドル、モンゴル通貨で約7憶トグログに相当します。
本計画の被供与団体「地域開発のためのモンゴル農業者協会NGO」からは、感謝の気持ちと共に以下のメッセージが届いています。
―以下、引用―
日本政府「草の根・人間の安全保障無償資金協力」プログラムの一環で実施された「ダルハンオール県、セレンゲ県、トゥブ県における農業用ドローン整備計画」により供与された農業用ドローンが引き渡され、同機材の組立・運用に係る理論及び実践の研修が2日間に渡り実施されました。セレンゲ県マンダル郡農業生産者へのアドバイスサービス及び技術導入センターの農業士である私は、ドローンの飛行及び農薬・肥料散布技術を習得しました。研修後にこれらドローンを活用し、16の農業生産者の農地全10ヘクタールにおいて、除草剤及び害虫駆除剤を散布しました。
これらドローンは少量の薬液を細かい霧状にして植物の葉に均一に散布するため非常に効果的で、農地1ヘクタール当たり15分で作業を行うことができます。作業時間の短縮及び労働安全性の向上に多大な貢献をする先端技術を自分で体験し、今後これらドローンを地域の小規模農家に提供していけることを嬉しく思います。同郡の小規模農家は、じゃがいもや野菜畑において病害虫・雑草の防除に係る最新技術である農業用ドローンを活用することで、これまで活用していた背負い式の農薬噴霧機からの健康被害から解放され、労働作業量の軽減及び単位面積当たりの収穫量の増加を期待しており、来年はより多くの農地でドローンを利用することを見込んでいます。本計画をご支援いただいた日本国民の皆さまに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
本計画により、ダルハンオール県オルホン郡、セレンゲ県マンダル郡及びトゥブ県ボルノール郡に農業用ドローン8台が供与されました。農業用ドローンを使用することにより、害虫防除策の効率化及び農作物収穫量を増加させ、もってモンゴル経済の重要な分野となる農業の発展に寄与することが期待されます。本計画の供与限度額は226,200米ドル、モンゴル通貨で約7憶トグログに相当します。
本計画の被供与団体「地域開発のためのモンゴル農業者協会NGO」からは、感謝の気持ちと共に以下のメッセージが届いています。
―以下、引用―
日本政府「草の根・人間の安全保障無償資金協力」プログラムの一環で実施された「ダルハンオール県、セレンゲ県、トゥブ県における農業用ドローン整備計画」により供与された農業用ドローンが引き渡され、同機材の組立・運用に係る理論及び実践の研修が2日間に渡り実施されました。セレンゲ県マンダル郡農業生産者へのアドバイスサービス及び技術導入センターの農業士である私は、ドローンの飛行及び農薬・肥料散布技術を習得しました。研修後にこれらドローンを活用し、16の農業生産者の農地全10ヘクタールにおいて、除草剤及び害虫駆除剤を散布しました。
これらドローンは少量の薬液を細かい霧状にして植物の葉に均一に散布するため非常に効果的で、農地1ヘクタール当たり15分で作業を行うことができます。作業時間の短縮及び労働安全性の向上に多大な貢献をする先端技術を自分で体験し、今後これらドローンを地域の小規模農家に提供していけることを嬉しく思います。同郡の小規模農家は、じゃがいもや野菜畑において病害虫・雑草の防除に係る最新技術である農業用ドローンを活用することで、これまで活用していた背負い式の農薬噴霧機からの健康被害から解放され、労働作業量の軽減及び単位面積当たりの収穫量の増加を期待しており、来年はより多くの農地でドローンを利用することを見込んでいます。本計画をご支援いただいた日本国民の皆さまに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
地域開発のためのモンゴル農業者協会NGO、セレンゲ県マンダル郡支部
L.エルデネハーン
L.エルデネハーン

