井川原大使のモンゴル日本病院訪問

　7月25日、井川原大使夫妻はモンゴル日本病院を訪問し、アディルサイハン・モンゴル日本病院院長から病院運営状況の説明を受けた後、同病院の施設を視察しました。この病院は、モンゴル人医療従事者の教育を目的とし、日本政府による無償資金協力により建設され、2019年4月に引渡し後、同年10月から外来サービスを開始しています。
　また、ソフト面での支援として2017年3月から2022年3月、JICA「日本モンゴル教育病院運営管理及び医療サービス提供の体制確立プロジェクト」の実施を経て現在、「モンゴル日本病院における病院運営及び医療人材教育機能強化プロジェクト」（実施機関：教育・科学省、協力機関：保健省）を実施しています。　
　加えて、本病院建設時にCT、MRI、血管造影装置、診断・治療機材等を供与しているほか、我が国無償資金協力（令和2年度経済社会開発計画）で移動式X線装置、超音波スキャナー、病棟用ベッド、関連の医療機器類一式及び救急車を供与しています。