工学系高等教育支援事業による日本留学

令和5年3月29日
1 挨拶をする小林大使
2 エンフアムガラン教育・科学大臣
 3月27日、教育・科学省にて、モンゴル工学系高等教育支援計画によって2023年4月から日本に留学する12名のモンゴル人学生に対して留学確定認定証の授与式典が実施され、小林大使は、エンフアムガラン教育・科学大臣、田中JICAモンゴル事務所長他とともに出席しました。
 
 この支援計画は、2014年の開始以降、(1)教員育成、(2)教育カリキュラムの改善、(3)機材供与・整備等を通じた工学系教育機関の機能強化及び(4)日本への留学を通じたモンゴルの工学系産業人材の育成を目的としてきています。高等専門学校を含めた日本の高等教育機関への留学については、2024年までに1000人を派遣することを目標としており、現在までに876人が日本で学び、うち615名が、モンゴルに帰国し、それぞれの専門分野で活躍しています。
 
 小林大使は挨拶の中で、本計画で整備された機材・施設の活用及び育成された人材の活躍により、今後のモンゴル経済の発展を牽引するような産業が生み出されることを期待する等述べました。
 
 また、エンフアムガラン教育・科学大臣は、日本による多大な支援に対して謝意を表明するとともに、モンゴル工学系高等教育支援計画はモンゴルの工学系高等教育制度の改善に欠かせない役割を果たしている旨発言がありました。
3 集合写真