バヤンウルギー県における草の根・人間の安全保障無償資金協力

令和6年12月19日
1 記念写真
2 懇談の様子
  12月19日、大使公邸において、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「バヤンウルギー県サグサイ郡第1番小中高等学校改修計画」の贈与契約に、井川原大使とザンガル・バヤンウルギー県知事が署名しました。
  井川原大使は、バヤンウルギー県で実施される今回の計画は、サグサイ郡第1番小中高等学校が改修されるもので、同郡の子どもたちがより良い環境で教育を受けられることを願っていると述べました。
  ザンガル県知事は、「バヤンウルギー県に対する草の根支援は、そのほとんどを教育分野が占めており、当県の子どもたちが安全且つ衛生的な環境の下で教育を受けることに貢献しています。県民を代表して日本国民及び日本政府へ心よりお礼申し上げます」と述べました。
  本案件は、バヤンウルギー県サグサイ郡第1番小中高等学校校舎の改修を行うものです。校舎の屋根、内装及び電気系統の改修、換気システムの整備、並びに暖房配管等の交換を行うことによって、不衛生かつ危険な状況が改善し、児童・生徒1006人及び教職員132人が安全で衛生的な環境の下で学習・教育活動を行うことができるようになることが期待されます。
 
日本政府は、1990年以降34年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきています。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの608件目にあたり、バヤンウルギー県においては23件目となります。また、今回承認された本案件の供与限度額は225,711米ドルです。
3 ザンガル県知事及び井川原大使の署名の様子