モンゴル入国時の検疫措置の強化

令和2年2月26日
   新型コロナウイルス等の感染症防止のため,チンギスハーン国際空港では検疫措置を強化していますので,入国時にトラブルに巻き込まれないよう,以下の点にご注意願います。
 
【検疫措置】
1 サーモグラフィー(赤外線放射温度計)等を用いた体温測定
 ○ 体温測定により発熱の有無を確認しており,高熱が認められる場合には,空港内に待機している検査官や医療スタッフの診察を受けることになります。
  ○ 診察の結果,新型コロナウイルス感染症の疑いが認められる場合には,指定医療機関による本格的な診断及び検査を受けていただく必要があります。
 
2 質問票による体調確認
  機内で質問票が配布され,以下の質問事項への回答が義務づけられています。この質問票は,入国審査前の体調診断時に係員に提出することとなります。
 
【質問内容】
・38℃以上の発熱があるか(症状がある場合は「+」,無い場合は「-」で回答))
・頭痛があるか(同上)
・筋肉痛があるか(同上)
・目が充血しているか(同上)
・のどは痛くないか(同上)
・咳が出るか(同上)
・鼻水が出るか(同上)
・腹痛があるか(同上)
・嘔吐の症状があるか(同上)
・下痢の症状があるか(同上)
・悪寒がするか(同上)
・皮膚に発疹があるか(同上)
・眠気を感じるか(同上)
・体がだるいか(同上)
・最近2~3週間以内に(新型コロナウイルス)感染者又は疑いのある者と接触したか(Yes or Noにチェック)
・最近1~2週間の間に抗菌薬を投与されたか(同上)
 
3 荷物検査
  荷物検査も強化されており,通常時よりも厳格な確認が行われています。特に,魚介 類や生肉などの未加工食品の持ち込みは禁止されていますので,ご注意願います。
 
【参考】
 モンゴル以外の国でも同様の措置がとられていますが,政府当局が新型コロナウイルス感染症の疑いがあると判断した場合には,指定医療機関への受診及び診断結果が確定するまでの間,隔離措置がとられる可能性がありますので,発熱などの体調不良が認められる場合には,日本又は第三国を出国する前に,リスクを十分にご検討されることをお勧めします。