無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換

令和4年5月2日
1 署名する両大臣
2 署名後に握手する両大臣
 5月1日、モンゴル外務省において、モンゴルを訪問中の林芳正外務大臣及びバトツェツェグ外務大臣との間で、総額2億6,300万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名が行われました。
 
1 モンゴルでは、産業構造の多角化等の開発課題を扱う政府機関・関係省庁において統治能力の向上及び制度構築を担う良質な人材の育成が課題となっています。我が国は、モンゴルの持続可能な経済成長を後押しする取組を行ってきており、今回の協力はその一環としてモンゴルの若手行政官等が日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものです。
 
2 今回の協力により、令和5年度に最大16名のモンゴルの若手行政官等が我が国の大学院に留学できます。この協力により育成された人材が、将来モンゴルの各分野で同国の開発課題の解決に貢献することに加え、我が国とモンゴルの相互理解や友好関係の増進に寄与することが期待されます。
 
「人材育成奨学計画」の詳細はウェブサイトhttp://jds-scholarship.org/又はJDSモンゴル事務所(jds.mongolia@jice.org)へお問い合わせ下さい。
 
林外務大臣のカザフスタン、ウズベキスタン及びモンゴル訪問(令和4年4月28日~5月2日)については、外務省のホームページを御覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/page4_005570.html