ノン・プロジェクト無償医療機材の引渡式の実施について

平成31年4月16日
    3月12日、モンゴルに対するノン・プロジェクト無償資金協力として調達された超音波画像診断装置34台と C-arm X線撮影装置1台(総額約3.43億円)が、高岡大使からサランゲレル保健大臣に対して引き渡されました。
    これらの機材は、ウランバートル市内の国立病院及び全21県の県立病院に配備されるもので、保健大臣及び各病院代表から、日本政府と日本国民に感謝の意が伝えられました。
    なお、モンゴルでは人口10万人あたりの肝臓がんと胃がんによる死亡者数は、それぞれ約83人、約14人となっており、世界で最も高い数字となっています。また、肝臓がんはモンゴルにおける死因の1位ともなっています。
    今回の機材は、腹部、血管系、産科・胎児の診断のみならず、がんの早期発見にも有効であり、がん治療の向上に向けて、多くの医療機関の関係者から期待の声が寄せられました。
 
                                                                                               各病院関係者へ機材の引渡