ドルノゴビ県における草の根・人間の安全保障無償資金協力

令和7年8月21日
1 バトジャルガル知事及び井川原大使の署名の様子
2 記念撮影
 8月19日、ドルノゴビ県庁舎において、令和7年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ドルノゴビ県イフヘト郡小中高等学校改修計画」の贈与契約に、井川原大使とバトジャルガル・ドルノゴビ県知事が署名しました。
 井川原大使は、同郡の子どもたちの教育を担っている唯一の学校が、建物の経年劣化により教育現場として大変な状況となっていたが、改修により教育環境の改善が図れると期待している旨述べました。
 バトジャルガル県知事は、同県において実施された「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による多数のプロジェクトを通じて、学校、幼稚園、医療機関の改修や設備の整備が行われ、地域住民の生活の質の向上に大きく貢献してきたことに、県民を代表して感謝する旨述べました。
 本案件は、ドルノゴビ県イフヘト郡小中高等学校の校舎の改修を行うものです。同校において外壁の改修、窓及び扉の交換を行うことによって、校舎を利用する児童・生徒及び教職員が、安全な環境の下で学習・教育活動を行うことができるようになることが期待されます。
 日本政府は、1990年以降35年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきています。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの616件目にあたり、ドルノゴビ県においては18件目となります。また、今回承認された本案件の供与限度は154,971米ドルです。
 
3 集合写真