バヤンズルフ区における草の根・人間の安全保障無償資金協力

  12月27日、ウランバートル市バヤンズルフ区第61番幼稚園において、J.チンブレン国家大会議議員の立ち合いの下、令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ウランバートル市バヤンズルフ区第61番幼稚園改修計画」の贈与契約に、井川原大使とバヤルムンフ・バヤンズルフ区長が署名いたしました。
 
  バヤルムンフ・バヤンズルフ区長は、草の根無償によりバヤンズルフ区が抱える問題の解決にご協力して下さる日本国民の皆さまに感謝申し上げます、と述べました。
 
  本案件は、ウランバートル市バヤンズルフ区第61番幼稚園の全面改修を行うものです。同園の屋根、外壁、厨房の換気システム、内装（窓、扉、床、天井、内壁、照明交換）、上下水道配管及び暖房配管の改修を行うことによって、同園の安全で衛生的な教育環境を整備し、もって同区の教育の質を向上させることが期待されます。
 
  日本政府は、1990年以降33年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきております。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの597件目、バヤンズルフ区では23件目のプロジェクトです。また、今回承認された本案件の供与限度額は282,426米ドルです。