邦人旅行者の落馬事案の発生

令和8年6月16日
今般、邦人の短期旅行者が、モンゴル国内で乗馬ツアーに参加中、落馬により骨折等の重傷を負う事案が発生しました。
○本事案は、乗馬中の事故です。背後を人が通ったことに驚いた馬が急に動いたことにより、乗馬中の邦人がバランスを崩し落馬しました。同邦人は、モンゴルの医療機関に搬送され、鼻骨骨折等の重傷と診断されています。
○乗馬は、初心者だけでなく経験者であっても、落馬等による負傷のリスクを伴います。また、海外での怪我の治療には想像以上の費用が必要となる可能性があります。乗馬ツアーに参加する場合は、十分な安全対策と備えは必ず行ってください。
 
あらためて、モンゴルで乗馬ツアーに参加する際の留意点を以下のとおりご案内します。参加を検討されている方は、必ず事前に確認してください。
 
【乗馬に際しての留意点】
1.落馬のリスクを認識し、ヘルメット等の安全装備を着用する
(1)乗馬に際しては、常に落馬のリスクがあることを認識してください。落馬時の衝撃や、石などに身体をぶつけることにより、大きなけがにつながる可能性があります。また、落馬後に馬に踏まれたり、蹴られたりする危険もあります。
(2)乗馬中は、ヘルメットのほか、胴体部を保護するプロテクター等を着用し、安全確保に努めてください。ツアー参加前に、ヘルメットやプロテクター等の貸出しの有無を確認するとともに、必要に応じてご自身で準備することも検討してください。
(3)乗馬前には、鞍(くら)や鐙(あぶみ)が適切に装着されているか、必ず確認してください。ツアー参加時であっても、ガイド任せにせず、ご自身でもよく確認することが重要です。
(4)初心者の方は、利用するツアー会社における外国人利用者の受入実績や、日本語又は英語を話せるインストラクターの有無を事前に確認してください。実績があり、信頼できる乗馬ツアーを利用することをお勧めします。
(5)グループで乗馬ツアーに参加する場合、参加者間の乗馬経験や技術の差により、思わぬ事故につながることがあります。初めて乗馬する方や、乗馬技術に不安がある方は、遠慮せずインストラクターに申し出てください。特に、引き馬ではなく単独で乗馬する場合は、落馬のリスクが高まります。体調や乗馬経験、技術等を踏まえ、慎重かつ冷静に判断し、決して無理をしないでください。

2.十分な補償内容の海外旅行傷害保険に加入する
(1)乗馬ツアーでは、免責同意書への署名を求められることが多く、落馬等の事故により負傷した場合、治療から帰国までの対応を自己責任で行わなければならないことがあります。
(2)また、モンゴルでは、医療水準や入手できる医薬品等が日本とは大きく異なります。重傷を負った場合には、航空機による国外搬送が必要となり、高額な医療費や移送費を負担することとなる可能性があります。
(3)乗馬ツアーに参加する場合は、緊急搬送特約を含み、治療・救援費用の補償額が3,000万円以上であるなど、十分な補償内容の海外旅行傷害保険に加入することを強くお勧めします。
(4)クレジットカードに付帯する海外旅行保険を利用する場合、補償内容や補償額が不十分なケースがあります。出発前に、乗馬中の事故が補償対象となるか、治療費・救援費用・緊急搬送費用が十分に補償されるかを必ず確認してください。

 
【問い合わせ先】
在モンゴル日本国大使館 領事・警備班
電話:(976)11-320777 開館時間:9:00~13:00、14:00~17:45
休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004-5004