ドルノド県における草の根・人間の安全保障無償資金協力

令和7年10月7日
1 ヨル知事及び井川原大使の署名の様子
2 記念撮影
 10月2日、ドルノド県庁舎において、令和7年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ドルノド県ヘルレン郡第9番幼稚園改修計画」の贈与契約に、井川原大使とヨル・ドルノド県知事が署名しました。
 井川原大使は、改修工事により、ドルノド県の繁栄を担う子供たちがより良い環境で学習活動ができるようになることを期待している旨述べました。
 ヨル県知事は、ヘルレン郡の子どもたちにとって、安全で快適な環境が整備されることに、郡民と同園教職員等を代表して感謝申し上げるとともに今後ますます日本との協力関係を深めて行く所存である旨述べました。
 本案件は、ドルノド県ヘルレン郡第9番幼稚園において、園舎の暖房配管、上下水道配管及び電気系統(配電盤、分電盤、電線)の改修並びにトイレ(22基)及び洗面台(42台)の交換・設置を行うことにより、園児の安全で衛生的な学習環境の整備を図り、もって同地域の就学前教育の環境の向上に寄与されることが期待されます。
 日本政府は、1990年以降35年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきています。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの619件目にあたり、ドルノド県においては28件目となります。また、今回承認された本案件の供与限度は146,755米ドルです。
3 集合写真