モンゴルにおける新型コロナウイルス症例状況:計42名(5月8日現在)

令和2年5月8日
 5月8日(金)午前11時,モンゴル保健省は定例記者会見を開催し,モンゴルにおいて新たに1名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表しました。
 これにより国内の累計症例数は42名となりました。在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては,報道,大使館HP及び領事メール等により関連情報の収集に心がけていただきますようお願い申し上げます。
 
【保健省発表】
●7日(木),感染疑い者2名を含め,44名に対してPCR検査を実施した。その結果,感染疑い者2名のうち,感染症センターで隔離されていた1名が陽性となり,新型コロナウイルスの感染者であることが判明した。南ゴビ県で隔離されていた感染疑い者を含め,その他の者は陰性であった。
●感染者は,5月2日(土)にフランクフルトからのチャーター便で入国したモンゴル人であり,頭痛,咽頭痛などの臨床症状が出現したことから検査を実施したものである。
●現在,29名が感染症センターで治療中であり,肺炎の症状を呈する者もいるが,全員,容態は安定している。
 
【感染者数等の動向】(前回報告:5月5日)
●新規症例数:1名
●累計症例数:42名
●新規死亡者数:なし
●累計死亡者数:なし
●累計治癒数:13名
 
【当館コメント】
今回の感染者も,いわゆる「国外からの輸入症例」であり,施設に隔離され治療を受けていますので,現時点において,モンゴル国内で「市中感染」が発生しているものではありません。
 
【37.5℃以上の発熱が3日間以上続く場合の対応】
以下はモンゴル政府からの要請ですので,ご協力いただきますようお願い申し上げます。
 
●医療機関を受診する前に,まずは以下の当館医療相談窓口までご連絡下さい。医務官等が皆様の症状を確認させていただきます。
●新型コロナウイルスへの感染の疑いが認められる場合には,モンゴル外務省を経由して,当地医療機関での検査・隔離措置が講じられることとなります。
 
 【当館医療相談窓口】
(976)9911-2759
 
※同窓口への問い合わせは「医療相談のみ」に限らせていただきます。その他の内容については,当館領事・警備班までお問い合わせください。
 
 
【問い合わせ窓口】
在モンゴル日本国大使館 領事・警備班  
EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA  
C.P.O.Box 1011  
Elchingiin gudamj 10,Ulaanbaatar 14210,Mongolia
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