「人材育成奨学計画(JDS)」フォローアップ交流会への出席
令和6年2月29日
2月22日、ウランバートル市内において、「人材育成奨学計画(JDS)」の下で日本の大学に留学した帰国生や受入大学関係者等との交流を目的としたにフォローアップ交流会が行われ、菊間次席が挨拶を行いました。
菊間次席は挨拶の中で、政府関係省庁・関連機関等におけるJDS帰国留学生の存在は日本にとってまさに財産であり、本事業を通じて育成された人材や醸成された人脈が二国間関係の強化に寄与することが期待される旨述べました。
モンゴルでは、産業構造の多角化等の開発課題を扱う政府機関・関係省庁のガバナンスの向上及び制度構築を担う良質な人材の育成が大きな課題となっています。我が国は、モンゴルの持続可能な経済成長を後押しする取組を行ってきており、JDSはその一環としてモンゴルの若手行政官等が日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものです。この協力によって育成された人材が、将来モンゴルの各分野で同国の開発課題の解決に貢献することに加え、我が国とモンゴルの相互理解や友好関係の増進に寄与することが期待されます。
また、この機会にJDS帰国留学生会の有志から、令和6年1月1日に発生した石川県能登半島を震源とする地震に対する義援金を当館が設置した専用口座に送金した旨報告がありました。お預かりした義援金は、日本政府へ送金し、地方公共団体を通じて、被災者の方々へ届けられる予定です。