「人材育成奨学計画(JDS)」2018年度応募開始について
1.「人材育成奨学計画(JDS[1])」2018年度選考の応募を、8月13日(月)より開始しました(応募締め切り:10月19日(金))。
2.JDSとは、将来社会・経済開発に重要な役割な役割を果たすであろう若手行政官等を日本の大学院に招き、帰国後に母国の開発のための中核的な人材となるよう育成すると共に,日本との友好関係の更なる発展に貢献する事業です。1990年度に無償資金協力事業として開始し,現
在、東南アジアを中心に15カ国で展開、2017年までの累計で3,970名の留学生が来日しています。
3.モンゴルにおけるJDSは、2001年度から実施され、これまで300名の若者が日本に留学しました。その内,262名がすでに帰国し、行政機関や大学、中央銀行など、様々な分野で活躍しています。
4.今年度は、公務員枠18名、民間枠2名の計20名が修士課程、または、最大2名が博士課程のJDS生として選ばれ、日本の受入大学に留学し、それぞれの専門分野について主に英語(民間枠のみ日本語)で学ぶことになります(修士課程:2年間、博士課程:3年間)。詳細は下の覧表をご参照ください。
5.モンゴル・日本人材開発センターにて8月20日(月)、8月25日(土)、9月7日(金)、9月9日(日)、9月13日(木)に募集説明会を実施します。平日は午後6時半から、休日は午前11時半からの開催です。それ以外にも主要な応募対象機関での説明会も予定しております。
6.JDS事業の詳細は以下のウェブサイトhttp://jds-scholarship.org/ もしくはJICEモンゴルJDS プロジェクト事務所(jds.mongolia@jice.org)へお問い合わせください。
【募集要項(英語)】
人材育成奨学計画(2016-2020) 受入分野および受入大学一覧
援助重点分野 (サブプログラム) |
開発課題 (コンポーネント) |
受入大学 研究科 |
受入数 | |
1 鉱業セクターの持続可能な開発とガバナンスの強化 | 1-1 環境に配慮した鉱物資源開発 | 筑波大学 生命環境科学研究科 |
2名 | |
1-2 資源収入の適正管理を含むガバナンス強化 | 1-2-1 財政管理、金融政策の強化 | 埼玉大学 人文社会科学研究科 |
3名 | |
1-2-2 法制度整備 | 九州大学 法学府 |
2名 | ||
2 すべての人々が恩恵を受ける成長の実現に向けた支援 | 2-1 企業経営/政策立案 | 広島大学 国際協力研究科 |
2名 | |
国際大学 国際経営学研究科 |
2名 | |||
(民間枠・日本語コース) 北海道大学 経済学院 |
2名 | |||
2-2 公共政策 | 国際大学 国際関係学研究科 |
3名 | ||
3 ウランバートル都市機能強化 | 3-1 インフラ整備・都市計画 | 名古屋大学 環境学研究科 |
2名 | |
3-2 都市環境改善 | 筑波大学 生命環境科学研究科 |
2名 |
※民間枠(日本語コース)はコンポーネント2-1企業経営/政策立案の北海道大学経済学研究科のみ応募可能。