モンゴルに対する無償資金協力案件「人材育成奨学計画」に関する書簡の署名・交換

平成30年7月10日
  6月25日、高岡正人駐モンゴル特命全権大使とフレルバータル大蔵大臣は、モンゴル大蔵省において、「人材育成奨学計画」に関する書簡の署名・交換を行いました。
「人材育成奨学計画」はモンゴルでは2001年に開始され、これまで延べ300人の若手行政官が日本の大学院に留学しており、今回の署名により今年度最大22名の若手行政官の日本への留学が実現します。
式典の中で高岡大使からは、日本はモンゴルから多くの日本への留学生を受け入れており、これらの留学生がモンゴルに帰国後、政府・民間様々な分野で活躍している姿を見ることは嬉しい限りである。こうした優秀な方々が日本とモンゴルとの関係発展のために大事な役割を果たしていることを有り難く思っている旨、挨拶しました。
また、フレルバータル大蔵大臣からは、日本はモンゴルにとって第一の支援国であることを述べつつ、日本政府、日本国民、高岡大使の多大な支援に感謝したいと謝意を表明しました。
 
【モンゴルの若手行政官等を対象とした日本への留学支援(外務省報道発表)】
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006171.html
 
【案件概要】
人材育成奨学計画/The Project for Human Resource Development Scholarship
  1. E/N額:3.09億円(約69億トグログ相当額)
  2. 案件内容:
  モンゴルの将来の国造りを担う優秀な若手行政官等(民間枠2名及び博士課程2名含む)最大22名を対象として、日本の大学院に留学するた  
  めに必要な学費等を供与するものです。

 
【高岡大使挨拶全文】


                   
 署名を行う高岡大使とフレルバータル大蔵大臣


署名を終え握手する高岡大使とフレルバータル大蔵大臣


挨拶をする高岡大使