令和7年度外務大臣表彰の発表

令和7年8月28日
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    8月28日、我が国外務省は令和7年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。モンゴルからは日本とモンゴルとの文化交流及び学術交流の促進に貢献した以下の2人が受賞されます。
 
奥山 由美(元オペラ歌手)
  平成11年より日本人ソプラノ歌手として数多くの舞台に出演する傍ら、日本の音楽をモンゴルに、モンゴルの音楽を日本に紹介する架け橋として活躍してきました。平成23年からは声楽教師として音楽教育に従事し、モンゴル人学生に多くの日本の歌曲を教え、日本文化の普及に寄与しています。また、在留邦人合唱団の指導、両国の外交関係樹立記念式典等の記念事業における公演、日本国大使館の天皇誕生日レセプション等での歌唱など、音楽活動を通じて日本とモンゴルの相互理解及び友好親善の促進に貢献しています。
 
 スヘー バトトルガ(モンゴル国立大学科学学部人文分野アジア研究学科教授)
  平成6年からモンゴル国立大学において30年以上に亘り日本研究、文化人類学、国際関係等の研究・教育に尽力しており、平成20年に同大学教授に就任しています。日本の大学や研究機関との関係を構築し、学術交流を促進している他、近年は防災、気候変動対策等の分野で日本の機関との共同研究を行い、学術面から同国の発展に資する提言を行う活動や、日本の近代化、対外開発協力史に関する講義等を行い、両国の学術交流と相互理解及び友好親善の促進に貢献しています。
 
  外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 
リンク: https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_02653.html