「EQUAL」プロジェクト「教職・特別支援教育」コース受講認定書授与式典

令和6年10月10日
1 挨拶する近藤参事官
2 挨拶するバトジャルガル教育次官
  10月9日、教育省において「Enabling Equality to Advance Learning (EQUAL)」プロジェクトの下で実施される「教職・特別支援教育」コースの受講認定書授与式典が行われ、近藤参事官、バトジャルガル教育次官ほかが出席しました。 
 
  教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)から供与された5百万ドルの資金を活用し実施される本プロジェクトにおいて、学習へのアクセスと質の向上のための様々な取組が行われています。そのひとつが障害を持つ子どもたちの学習環境改善に焦点を当てた包摂的な教育の推進です。この取組の一環として教育大学において提供される「教職・特別支援教育」コースでは、18名の現役教員が1年間特別支援教育の実施ノウハウを習得し、コース終了後には各任地に戻り、その普及に携わることが期待されています。
 
  式典挨拶の中で、近藤参事官は、すべての子どもに質の高い教育を提供することは、教育現場において、将来を担う子ども達の間に多様性を認め合う風土を育み、より公平で豊かな社会を構築していくことに繋がると述べた上で、宗教、性別、経済状況、障害のあるなしにかかわらず、すべての子どもが各地域の学校に通えるようになり、将来その子ども達が特性や得意分野を活かして様々な分野で活躍できるような社会が実現することを祈念すると述べました。
3 コース受講者に認定書を授与する近藤参事官、バトジャルガル教育次官ほか
4 式典に出席した関係者