ウランバートル市チンゲルテイ区での草の根・人間の安全保障無償資金協力(幼稚園改修)の実施について
平成30年12月17日
2018年12月6日、ウランバートル市チンゲルテイ区103番幼稚園改修計画のための贈与契約が高岡正人特命全権大使 とJ.エルデネバト・チンゲルテイ区長との間で署名されました。
東西に細長いウランバートル市の中で,チンゲルテイ区は南北に細長く形で,中央省庁や博物館の他,金融機関や中小様々な民間企業のある中心部と北部のゲル地域に跨がるという特徴があります。
1986年に設立された第103番幼稚園は,北部のゲル地域にある幼稚園で,現在は500人以上の園児が通っています。長年の使用により,外壁は腐食して,窓など立て付けも悪くなっています。教職員がビニールなどで窓に目張りをして,すきま風が入らないよう応急措置をしていますが,特に体力や抵抗力の小さな幼児にとっては,風邪などを引きやすい環境となっています。
同区内には,我が国無償資金協力で支援した第37番初等・中等学校があり,加えて障害児の受入や防災対策などを考慮したモンゴル初のモデル校を新築する予定です。同園を卒園した児童が,日本の支援で建設した小学校で勉学することになります。
署名式には、長年,チンゲルテイ区長を勤め,現在は国家大会議議員であるD.ガンボルド氏も出席し,今回の改修に対して、感謝の言葉が述べられました。
贈与契約の署名 幼稚園周辺のゲル地域
窓に目張りをしている様子 幼稚園の園児の様子
東西に細長いウランバートル市の中で,チンゲルテイ区は南北に細長く形で,中央省庁や博物館の他,金融機関や中小様々な民間企業のある中心部と北部のゲル地域に跨がるという特徴があります。
1986年に設立された第103番幼稚園は,北部のゲル地域にある幼稚園で,現在は500人以上の園児が通っています。長年の使用により,外壁は腐食して,窓など立て付けも悪くなっています。教職員がビニールなどで窓に目張りをして,すきま風が入らないよう応急措置をしていますが,特に体力や抵抗力の小さな幼児にとっては,風邪などを引きやすい環境となっています。
同区内には,我が国無償資金協力で支援した第37番初等・中等学校があり,加えて障害児の受入や防災対策などを考慮したモンゴル初のモデル校を新築する予定です。同園を卒園した児童が,日本の支援で建設した小学校で勉学することになります。
署名式には、長年,チンゲルテイ区長を勤め,現在は国家大会議議員であるD.ガンボルド氏も出席し,今回の改修に対して、感謝の言葉が述べられました。




窓に目張りをしている様子 幼稚園の園児の様子