大使からのご挨拶
令和8年1月1日
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、日本とモンゴルの関係にとって、記憶に残り、実り多い一年となりました。モンゴルにおける日本語教育開始50周年、民主主義体制移行35周年、そして帰国留学生の会JUGAMO設立30周年という節目の年でもあり、これまでの両国の歩みを振り返り、未来への展望をモンゴルの皆様と共有する貴重な機会が多くあったことを嬉しく思います。
中でも特筆すべきは、フレルスフ大統領のご招待を受けて実現した、天皇皇后両陛下によるモンゴル御訪問です。両陛下は、大統領夫妻主催の公式歓迎式典や晩餐会に御出席されたほか、モンゴルの歴史、文化、伝統への敬意を示し、ナーダム関連行事に御参加され、チンギス・ハーン博物館、ガンダン寺、ホスタイ自然保護公園等を御視察になりました。また、日本がモンゴルに対して行ってきた人づくり協力の現場である教育関連施設や、陛下の研究テーマである「水」に関連する施設なども御視察になられました。 さらに、日本人死亡者慰霊碑へのご供花を通じて、心ならずも故郷を遠く離れた地で亡くなった方々を慰霊されました。
8日間の全日程において、モンゴルの皆様及びモンゴル在住の日本人の皆様から寄せられた温かい歓迎は、私どもにとりましても忘れ難い感動となりました。両陛下が市民の方々、特に子どもたちと親しく会話し、笑顔で溶け込まれ、率直なお姿で交流を深められるご様子からは、モンゴルに対する両陛下の敬愛が感じられ、そのお姿が両国で日々報じられたことにより、相手国への理解が深まるとともに、両国民の心の距離が縮まったと感じています。御訪問にあたり、多大なるご協力と温かいおもてなしを賜りましたお一人おひとりに、改めて心より感謝申し上げます。
両国関係史に燦然と輝く金字塔として刻まれた今回の訪問は、過去から現在に至るまで多くの方々により築き上げてこられた各分野の協力関係の素晴らしさを改めて認識させるとともに、今後、若き世代が主体的に創出する両国関係の未来を永遠に照らし続けていくことになると確信しております。
さて、令和8年は、「午(うま)」の年です。モンゴルの人々にとって馬は、古くから生活に深く根差した相棒であり、力強く、そして自由と繁栄の象徴でもあります。この一年が皆様にとって、広大な草原を颯爽と駆ける馬のような、旺盛な活力と勢いに満ちた素晴らしい年となりますことを、心からお祈りしております。
私どもは本年も、日本とモンゴルの二国間関係をさらに発展させるべく、一層努力してまいります。特に、未来を担う若い世代の交流を推進し、「人」を基盤とした協力を強化することで、両国の「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」を具体的な形とし、地域ひいては世界の平和と繁栄に寄与してまいります。本年も皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
昨年は、日本とモンゴルの関係にとって、記憶に残り、実り多い一年となりました。モンゴルにおける日本語教育開始50周年、民主主義体制移行35周年、そして帰国留学生の会JUGAMO設立30周年という節目の年でもあり、これまでの両国の歩みを振り返り、未来への展望をモンゴルの皆様と共有する貴重な機会が多くあったことを嬉しく思います。
中でも特筆すべきは、フレルスフ大統領のご招待を受けて実現した、天皇皇后両陛下によるモンゴル御訪問です。両陛下は、大統領夫妻主催の公式歓迎式典や晩餐会に御出席されたほか、モンゴルの歴史、文化、伝統への敬意を示し、ナーダム関連行事に御参加され、チンギス・ハーン博物館、ガンダン寺、ホスタイ自然保護公園等を御視察になりました。また、日本がモンゴルに対して行ってきた人づくり協力の現場である教育関連施設や、陛下の研究テーマである「水」に関連する施設なども御視察になられました。 さらに、日本人死亡者慰霊碑へのご供花を通じて、心ならずも故郷を遠く離れた地で亡くなった方々を慰霊されました。
8日間の全日程において、モンゴルの皆様及びモンゴル在住の日本人の皆様から寄せられた温かい歓迎は、私どもにとりましても忘れ難い感動となりました。両陛下が市民の方々、特に子どもたちと親しく会話し、笑顔で溶け込まれ、率直なお姿で交流を深められるご様子からは、モンゴルに対する両陛下の敬愛が感じられ、そのお姿が両国で日々報じられたことにより、相手国への理解が深まるとともに、両国民の心の距離が縮まったと感じています。御訪問にあたり、多大なるご協力と温かいおもてなしを賜りましたお一人おひとりに、改めて心より感謝申し上げます。
両国関係史に燦然と輝く金字塔として刻まれた今回の訪問は、過去から現在に至るまで多くの方々により築き上げてこられた各分野の協力関係の素晴らしさを改めて認識させるとともに、今後、若き世代が主体的に創出する両国関係の未来を永遠に照らし続けていくことになると確信しております。
さて、令和8年は、「午(うま)」の年です。モンゴルの人々にとって馬は、古くから生活に深く根差した相棒であり、力強く、そして自由と繁栄の象徴でもあります。この一年が皆様にとって、広大な草原を颯爽と駆ける馬のような、旺盛な活力と勢いに満ちた素晴らしい年となりますことを、心からお祈りしております。
私どもは本年も、日本とモンゴルの二国間関係をさらに発展させるべく、一層努力してまいります。特に、未来を担う若い世代の交流を推進し、「人」を基盤とした協力を強化することで、両国の「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」を具体的な形とし、地域ひいては世界の平和と繁栄に寄与してまいります。本年も皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和8(2026)年 元旦
駐モンゴル特命全権大使 井川原 賢