- S.ナランゲレル モンゴル国立大学名誉教授、法務・内務大臣顧問
法学博士、教授、アカデミー会員として長年、法学教育研究分野で活躍されてきたナランゲレル教授は、モンゴル国立大学法学部長在職中に、名古屋大学との学術交流を促進し、2006年の日本法教育研究センター開設に尽力され、今日まで幅広く両国の学術交流を牽引して来られています。
- S.ツォルモン 科学アカデミー歴史研究所博士、教授、ウランバートル大学副学長
ツォルモン教授は、モンゴル国内における生活環境がまだまだ厳しかった1990年代後半から2000年代初めにかけて、モンゴル史専攻の日本人学生等を、歴史アカデミーとウランバートル大学に受け入れ、彼らの学業のみならず、生活まで一貫したサポートを行われました。同教授の指導を受けた方々は東京外国語大学、山形大学等で教授として活躍されておられる他、ほぼ全員がモンゴルに関係した仕事に就き、現在両国関係の発展に大きく貢献されています。
ソブド教授は、1976年以降、モンゴル国立大学に日本から留学した多くの日本人学生及び日本外務省のモンゴル専門家に対するモンゴル語教育に当たられ、日本とモンゴルの相互理解の促進に努められました。
エンフジャルガル教授は、日本留学で磨いた日本語能力を生かし、2002年からモンゴル国立大学において日本語教師として多数の日本語学習者の教育に携わるとともに、2015年以降、日本の防衛省がモンゴルの国防省に対する協力の一環として実施している能力構築支援事業の通訳として貢献されました。また、「モンゴル国における日本語教育及び日本研究」など多数の日本語関連書籍、論文を執筆され、モンゴルと日本の相互理解にも貢献されてきました。
マイスルド准教授は、日本留学で磨いた日本語能力を生かし、2006年からモンゴル国立大学において日本語教師として多数の日本語学習者の教育に携わるとともに、2018年以降、日本の防衛省がモンゴルの国防省に対する協力の一環として実施しているう能力構築支援事業の通訳として貢献されました。また、「日本事情」など多数の日本語関連書籍を執筆され、モンゴルと日本の相互理解にも貢献されてきました。