ホブド県における草の根・人間の安全保障無償資金協力

令和3年3月4日
a ドゥルゲルジャブ県知事と小林大使それぞれの署名
a 記念撮影
  2月22日、小林大使は、ドゥゲルジャブ・ホブド県知事とともに、令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ホブド県ムンフハイルハン郡病院新病棟建設計画」のオンライン署名式を実施しました。
  ドゥゲルジャブ知事は、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、日本から健康保健分野に多くの支援がなされていることに対し、感謝の意を表明しました。
  本計画は、ホブド県ムンフハイルハン郡病院の敷地内に新病棟(2階建て20部屋)を建設するものです。
同病院の入院スペースはモンゴルの病院建設基準の半分以下しかなく、感染症を罹った患者のための個室を設けることもできないために、院内感染のリスクが高くなる等の支障が生じていました。
  本計画の実施によって、モンゴルの病院建設基準に合致した病院となり、年間外来患者約8,000人と年間入院患者約500人が直接裨益し、山岳地で他の地域の病院へのアクセスが容易でない同郡の医療環境が改善されることが期待されます。
 
a オンラインミーティングの様子