モンゴルメディア向けODAプレスツアー(第4火力発電所)の実施

令和元年7月10日
 7月3日,在モンゴル日本国大使館は当国メディア向けODAプレスツアーを実施し,新聞・通信・TV13社18名が参加しました。同ツアーでは,本年10月頃に刷新,完工予定のウランバートル市第4火力発電所を訪れ,日本政府が実施した支援の成果と進捗を取材しました。
 
 第4火力発電所は国内最大の発電所ですが,老朽化が進んでいるため,有償資金協力「ウランバートル第4火力発電所効率化事業」を実施し,タービン制御システムや微粉炭機ローラ等の整備を行っています。また,第4火力発電所に対しては,過去にも,無償資金協力,技術協力,ボランティア等の各スキームを利用し,20年以上にわたり継続的に支援を実施しています。こうした支援により,人口の増加や著しい経済成長に伴う電力需要の増加に対応することが可能となり,国民の生活向上にも寄与することになります。
 
 同ツアーを実施した当日の夜には,多くのTVニュース番組にて今回のプレスツアーの模様が放映された他,新聞やインターネットでも広く報道されました。
 
ДЦС 4-ийн хяналтын системийг бүрэн автоматжуулав.( 【第4火力発電所の管理システムが全自動に】2019年7月4日Zasgiin gazriin medee紙に掲載)
 
ДЦС-4-ийн шинэ технологи жилд зарцуулах нүүрсийг 240 мянган тонноор багасгана(邦訳:【第4火力発電所の最新技術導入より石炭の年間使用料が24万トン削減】2019年7月4日gogo通信社のウェブに掲載)
 
第4火力発電所の状況
 
発電所管理棟入口
 
  案件概要説明を受けるプレス
 
 
取材を受ける日本人専門家
 
  有償資金協力で導入されたシステム
 
 
発電所外観   ボイラーと蒸気タービン