夏季休暇期間中における動植物検疫の徹底

令和6年8月20日
 植物検疫については、中国・韓国においてりんご・なしの火傷病の発生が拡大し、動物検疫については、日本政府観光局の統計において訪日外客数の上位を占めるアジア諸国でアフリカ豚熱(ASF)の発生が拡大するなど、日本への侵入リスクが高まっている状況です。日本政府観光局の統計によると、2024年の月別訪日外客数は、2月~6月の5ヶ月連続で新型コロナウイルス流行前の2019 年を上回り、月300万人前後で推移しています。
 特に2023年7月以降の韓国からの訪日客数の伸びが著しいこと、中国からの2024年の訪日客数が2019年同月比の7割程度まで回復していることから、上述の植物の病害虫や家畜の伝染病の日本への侵入リスクが極めて高まっている状況です。また、夏季休暇期間中には訪日外客だけでなく、日本人観光客も多く海外に渡航することが想定されます。
 
 このため、植物防疫所及び動物検疫所では、入国者に対する植物・畜産物の持込み禁止に関する広報、靴底消毒、携帯品及び国際郵便物の検査等を強化するとともに、各地でキャンペーン等の啓発活動を行っています。
 
 夏季休暇期間中においても、引き続き植物の病害虫及び家畜の伝染病の侵入防止に係る取組にご協力をお願いします。
 以下ウェブサイトの情報やリーフレットをご参照ください。
 
 
〇植物防疫所ウェブサイト
「よくあるご質問(海外からの持ち込み編)」
 
「植物にも検疫が必要です(旅行者(携行品)」
 
「海外から野菜や果物を持ち込む際の規制」

○動物検疫所ウェブサイト
「輸入動物検疫等に係るFAQ」
 
「家畜の伝染性疾病の侵入を防止するために~海外へ旅行される方へのお願い~」
 
「肉製品などのおみやげについて(持ち込み)」
 
○リーフレット
各種リ-フレット