ウブルハンガイ県に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力

   2月6日、在モンゴル日本国大使館において、令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ウブルハンガイ県ナリーンテール郡幼稚園改修計画」の贈与契約に、小山勲臨時代理大使とA.イシドルジ・ウブルハンガイ県知事が署名しました。
   イシドルジ県知事は「ウブルハンガイ県における草の根無償プロジェクトは1994年以降実施されており、同県の子どもたちが学習する環境の改善に大きな貢献となります。日本政府と日本国民にウブルハンガイ県を代表して、感謝申し上げます。」と述べました。 
   本計画の実施によって、ウブルハンガイ県ナリーンテール郡幼稚園A棟において屋根、外壁、内装、暖房配管、換気システム、上下水道配管、電気系統などの全面改修が行われ、同園の安全かつ衛生的な環境が確保されることが期待されます。
   日本政府は、これまでモンゴル全国において草の根無償を、1990年以降33年間にわたり実施してきています。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの589件目にあたり、ウブルハンガイ県においては19件目となります。また、今回承認された本案件の供与限度額は239,626米ドル（754,821,996トグログに相当）です。