新型インフルエンザ(ランバー保健大臣の記者会見:モンゴルにおける初の症例)(2009年10月13日)
1.13日、ラムバー保健大臣が、モンゴルにおいて初めて新型インフルエンザの発生が確認されたことを受け、記者会見を行いましたので概要をお知らせいたします。
(1)新型インフルエンザの疑いがあるとして6名が国立感染症センターにて、診断を行ったところ、そのうち3名から新型インフルエンザのウイルスが確認された。
(2)現在、ウイルス感染が確認された右3名の症状は安定している。感染が確認されていない他の3名についても、隔離を継続している状況にある。
(3)現在、感染症センターで、保健大臣をトップとする30名余りの医師・専門家がチームとなって対応している。
(4)今後の対応としては、家庭、アパート等の住居の消毒を強化させる必要があり、学校全体について閉鎖することは考えていない。
また感染者の発生地域における調査を行ったうえで、その調査結果を基に予防措置を段階的に講じることとする。更に救急病院などの勤務時間を延長することを決定した。
(5)全ての国民へのマスク等の支給は考えられず、現場で対応する職員に優先的に支給し、職務が滞りなく行われるよう対処する。
2.14日10時に当館から感染症センターに確認したところ、現在までに合計5名の感染が確認されたとのことです。
3.当館でも引き続き、情報収集に努めておりますので新たな情報が判明次第随時お知らせいたします。世界的な感染状況から見ても、今後感染拡大が懸念されていることから、在留邦人のみなさま方は引き続き、最新情報の入手と感染予防の徹底に努めてください。なお、病院のかかり方についても情報を提供しております。