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モンゴル政務週間動向(2011.3.15-2011.3.21)

1 内政
(1)大統領
 21日、エルベグドルジ大統領は、エンフボルド副首相、バトトルガ道路・運輸・建設・都市計画大臣、ムンフバヤル・ウランバートル市長、アムガランバヤル非常事態庁長官らと会談し、モンゴルにおいて大災害が発生した場合の準備についての報告を聞いた。エルベグドルジ大統領は、日本で発生した東日本大震災による被害の状況を教訓にして、このような災害に見舞われた場合への準備態勢を明確にすることの重要性を強調した。(22日AE)
(2)首相・内閣
 ア 15日、エンフボルド副首相及びザンダンシャタル外交・貿易大臣が、エルベグドルジ大統領に対し、日本で起きた地震・津波の被害に関する義援金の募金活動の現状について報告を行った。エルベグドルジ大統領は、日本で起きた自然災害に関する情報を国民に正確に提供し、冷静な対応に努めてほしいこと、現地で不足しているものを支援物資として送るほか、募金活動も引き続き実施する必要がある旨述べた。(16日AE)
 イ バトボルド首相は、社会福祉・労働省、食糧・農牧業・軽工業省、モンゴル中央銀行の幹部らと会談し、2011年を労働支援年としていることに関して、3万人の雇用を創出する計画である旨発言した。(16日US)
(3)定例閣議(16日開催)
 ア 16日、定例閣議が開催され、次の議案につき、審議し決定した。
(ア)有価証券及び政府保証について審議し、800億トグログの有価証券発行を決定した。
(イ)開発銀行取締役会により、2500億トグログ分の5年物及び10年物債券、3000億トグログ分の15年物債券発行が決定され、これらの元本及び利子に対する政府保証を付与することを大蔵大臣に対して許可した。
(ウ)サインシャンド工業地域プロジェクトの国内外の合同法律顧問会社の選定が行われた。
(エ)国家最優秀モデル郡が選出され、各選出モデル郡に対する証書及び1億トグログの報奨金の供与が決定された。
イ 18日、臨時閣議が開催され、開発銀行に関する法律が可決され、それに関連する一部の施策について審議し、閣議決定した。また、開発銀行の規則、組織を承認した。(21日MT)
(4)国家大会議
 国家大会議の予算常任委員会が開催され、政府調達法改正案の作成に関し、地方においてセミナーを開催することとした。(16日AE)
(5)その他
 ア 15日、住宅ローンの利子引き下げ(年利6%)を協議することを目的に設置された委員会の初会合が開催され、同委員会の委員長にエンフボルド副首相、副委員長にバトトルガ道路・運輸・建設・都市計画大臣及びムンフバヤル・ウランバートル市長が選出されている。(16日MT)
 イ 16日、国民新党と伝統統一党とが「国家の将来、独立」というテーマで討論会を開催する予定。(16日MM)
 ウ 16日、ムンフバヤル・ウランバートル市長は、税関庁、国税庁、鉄道庁の幹部らと会談し、市内で流通、又は保管されている爆発物及び危険物の一元管理について意見交換を行った。(17日AE)
 エ モンゴル開発銀行の運営チーム選定のための公開入札の結果、韓国開発銀行(KDB)が選定された。開発銀行法に則り、運営チームのメンバーの半分以上がモンゴル人であり、国有財産委員会から推薦される。(17日MTR)
 オ 17日、政府庁舎において、食糧・農牧業・軽工業省、教育・文化・科学省、モンゴル・エンジニア連盟、モンゴル国立大学、科学技術大学、農牧業大学共催の第1回モンゴル人エンジニア・フォーラムが開催された。(18日MT)

2 外交
(1)外交一般
ア 15日、エルベグドルジ大統領は、Yuri Kostenko駐モンゴル・ウクライナ大使と会談し、両国間の貿易・経済の協力について意見交換した。また、エルベグドルジ大統領は、ウクライナへの政府奨学金留学生数を増加させたい旨述べた。(16日MT)
イ 15日、駐モンゴル英国大使がエルベグドルジ大統領に信任状を捧呈した。また、チリ、メキシコ、南アフリカ、ザンビアの各大使の信任状も捧呈された。信任状捧呈後、エルベグドルジ大統領は、各大使と会談し、右各国との協力について意見交換した。(16日MT)
ウ 東日本大震災により、多数の犠牲者及び甚大な被害を受けている日本国民に対して、モンゴル政府機関並びに多くの民間人及び組織は、哀悼の意を表するとともに、募金活動を展開している。(16日MT)
エ 16日、ウズベキスタン、イタリア、マレーシア、EUの各大使が、エルベグドルジ大統領に対して信任状を捧呈した。信任状捧呈後、大統領は各大使と会談し、右各国との協力について意見交換した。(17日AE)
オ バトボルド首相は、エルベグドルジ大統領に対して信任状を捧呈した駐モンゴルEU大使と会談し、欧州基準のモンゴル導入等について意見交換した。(18日MT)
(2)要人往来
ア フランスを訪問中のデムベレル国家大会議議長は、ルルーシュ貿易担当長官と会談し、モンゴルの「モンアトム」原子力公社、フランスの原子力大手「アレヴァ」社間で、ウラン鉱山開発分野での協力の他、農牧業分野で協力する希望がある旨表明した。また、デムベレル議長は、アコイエ国民議会議長と会談し、両国及び議会間の関係強化をすることで一致した。(17日MT)
イ バトボルド首相は、金滉植(キム・ファンシク)国務総理の招待により、23日から26日の間、韓国を訪問する予定。訪問では、金国務総理との会談の他、李明博大統領とも会談を行い、2011年の「韓国におけるモンゴル年」行事の開会式に出席する予定。(21日MT)

【AE=日刊紙アルディン・エルフ、US=日刊紙ウドゥリーン・ソニン、UN=日刊紙ウヌードゥル、ZM=日刊紙ゾーニー・メデー、MM=日刊紙モンゴリーン・メデー、MTR=人民党中央機関紙モンゴリーン・ウネン、USH=ウンデスニー・ショーダン紙、MT=モンツァメ・メデー紙、NT=ニーグミィーン・トリ紙、UGS=ウグリョーニー・ソニン紙】