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モンゴル政務週間動向(2010.07.20-07.26)


1 内政
(1)大統領
 特段の動きなし。
(2)首相・内閣
 特段の動きなし。
(3)定例閣議(21日開催)
 21日、定例閣議が開催され、2010年1月28日可決のコンセッション法の対象となる91の案件等の事業一覧表を可決した。(22日TR)
(4)国家大会議
 ア 22日、春期国家大会議の経済常任委員会と安全保障・外交政策常任委員会が会期中の活動実績に関する報告を行った。(23日US)
 イ 23日、国家大会議予算常任委員会は、記者会見を開き、2010年春期国家大会議会期中の業務報告を行った。(26日MT)
(5)その他
 ア Arshad Sayed世銀モンゴル常駐代表は、任期終了に当たり、「モンゴル経済成長・今後の方針」をテーマに発表を行った。同発表では、鉱山開発を通じて発展した諸外国の経験を参考にすることが、これからのモンゴルの発展において重要であると主張したほか、モンゴルの政党が選挙時に現金を配布する等といった公約を行うべきでないと批判した。(23日MM)
 イ 22日、モンゴル中央銀行の幹部会合が開かれ、現在の公定歩合である11%を今後3年間引き上げず、8月から段階的に引き下げていくことを決定した。(26日UN)

2 外交
(1)一般
 ア 20日から、第14回モンゴル・ロシア政府間協議会がウランバートル市で開催される。同協議会では前回協議会の決議の実施状況を確認するとともに、両国間の貿易・投資・経済協力及び科学・教育分野での協力について意見交換が行われる。(20日US)
 イ バトボルド首相は、中国の温家宝首相に対し、中国南部で発生した洪水被害に対して、追悼の意を表する電報を送った。(27日MT)
(2)要人往来
 ア ザンダンシャタル外交・貿易大臣が、ベトナムのハノイ市で開催中のASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合に出席する。同会合には27ヶ国の外務大臣が出席し、ASEAN諸国のこれまでの協力実績の評価と今後の協力方針を定める。(22日TR)
 イ 22日、民主化20周年記念式典に参加するため、エンフボルド国家大会議安全保障・外交政策常任委員長(民主党)の招待でモンゴルを訪問中の鈴木宗男衆議院外務委員長は、バトボルド首相、エンフボルド同委員長(民主党)らと会談し、両国関係につき意見交換した。(23日MT)
 ウ ベトナム・ハノイ市で開催中のASEAN地域フォーラム閣僚会合に出席しているザンダンシャタル外交・貿易大臣は、日本の岡田克也外務大臣及びハンガリーのマルトニ・ヤーノシュ外務大臣とそれぞれ会談し、両国関係及び協力について意見交換した。(23日UN)
 エ ザンダンシャタル外交・貿易大臣は、ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合の際、ヒラリー・クリントン米国務長官と会談し、両国及び地域の協力関係について意見交換した。その際、ザンダンシャタル外交・貿易大臣はクリントン国務長官が2011年にモンゴルに訪問するよう招待し、クリントン国務長官は右招待を受諾した。(26日MT) 

【AE=日刊紙アルディン・エルフ、US=日刊紙ウドゥリーン・ソニン、UN=日刊紙ウヌードゥル、ZM=日刊紙ゾーニー・メデー、MM=日刊紙モンゴリーン・メデー、TR=人民革命党中央機関紙ウネン、USH=ウンデスニー・ショーダン紙、MT=モンツァメ・メデー紙、NT=ニーグミィーン・トリ紙、UGS=ウグリョーニー・ソニン紙】