モンゴル政務週間動向(2010.06.15-06.21)
1 内政
(1)大統領
15日、エルベグドルジ大統領は、モンゴルを訪問中の日本のマスメディア関係者らによるインタビューに応じた。同大統領は、日本の民主党政権に対する評価はとの記者の質問に対して、今後とも日・モ両国関係を発展させていく旨述べた。(16日UN)
(2)首相・内閣
ア アルタンホヤグ第1副首相は規格・度量衡庁長官、公正競争消費者庁長官、国家登記庁長官、知的財産庁長官などの調整及び実施エージェンシー関係者らからビジネス年である2010年前半において行った活動報告を聴取した。(16日UGS)
イ 17日、アルタンホヤグ第1副首相がSteven Barnet・IMFアジア・太平洋局長と会談し、モンゴルのマクロ経済の現状、国家予算、金融分野について意見交換した。(18日MT)
ウ バヤルツォグト大蔵大臣が政府立案の「エネルギープロジェクトの追加融資協定の承認に関する法案」及び「「家畜インデクセーション保険プロジェクト」の追加融資協定の承認に関する法案」をデムベレル国家大会議議長に提出した。(22日MT)
(3)定例閣議(16日開催)
16日、定例閣議が開催され、次の議案などにつき審議し決定した。
ア 児童手当法案について審議し、再検討すべきとした。
イ 関税率・関税法の改正案及び付帯決議案の改正に関する国家大会議決議案の審議を行い、支持し、本会議に上程することとした。
ウ 偽造医薬品対策の国家戦略を支持した。(17日US)
(4)国家大会議
ア 15日、国家大会議の法務常任委員会及び経済常任委員会がそれぞれ開催された。法務常任委員会では、国家公務員の財産及び所得申告書書式の変更に関する議題について審議した。経済常任委員会では、国家ハイテク産業開発に関する国家大会議決議案の第1回審議を行い、支持した。(16日US)
イ 16日、国家大会議の予算常任委員会及び国家組織常任委員会がそれぞれ開催された。予算常任委員会では、予算安定化法の第1回審議が行われた。国家組織常任委員会では、倫理小委員会構成の変更に関する決議案が承認された。(17日US)
ウ 17日、国家大会議が開催され、鉱物資源に係る4つの法案の審議の可否について協議され、その内、2つの法案の審議が支持された。(18日MT)
エ 18日、国家大会議が開催され、鉄道建設に対する国家政策の第1回審議を行い、これを支持し、経済常任委員会に移した。(21日MT)
オ 21日、国家大会議の民主党及び人民革命党院内会派会合がそれぞれ開催された。民主党院内会派会合では、2011年モンゴル国経済社会開発基本大綱案、行政機関の管理と予算に関する法の改正案、鉱物資源法改正案など5つの議題が審議された。人民革命党院内会派会合では2011年モンゴル国経済社会開発基本大綱案につき審議した。(22日AE)
カ セドワンチグ議員(民主党)ら数名が「自然保護地区の面積変更に関する国家大会議決議案」をデムベレル国家大会議議長に提出した。(22日UGS)
(5)その他
ア 16日、第4回モンゴル民主青年連盟会議が開催され、ボロル外交・貿易副大臣が同連盟の会長に選出された。(17日US)
イ 16日、非常事態庁はホブド県ダルビ郡から31キロ離れた場所でマグニチュード3.9の地震が発生したことを発表した。同庁によれば、地震による被害はないという。(17日NT)
ウ 17日、ウランバートル市長協議会が開かれ、「アムガラン」新火力発電所建設案について意見交換が行われた。(18日USH)
エ 18日、国民新党総会が行われ、記者のG・オヤンガ氏が国民新党幹事長に任命された。(21日ZM)
オ モンゴル赤十字社は国際赤十字及び赤新月社との共同で国際援助機関に対して越冬対策支援を要請した結果、120万スイス・フランが集まった。また、本年の雪害により、全国的に850万頭の家畜が死亡したほか、8711の遊牧民世帯が家畜を完全に失った。(21日UN)
カ ドルノド県のマタド郡、ハルハ・ゴル郡及びボルガン郡で口蹄疫が発生している。現在、非常事態庁がドルノド県全域に禁足令を発令すると共にドルノド県からウランバートルへの家畜及び食肉輸送が禁止されている。(22日USH)
2 外交
(1)一般
ア 29日、第8回モンゴル・米国国防省間評議会がワシントンにおいて行われた。同評議会では、両国国防分野の対策などをテーマに意見交換が行われた。(16日TR)
イ 15日、イデブフテン駐ベラルーシ・モンゴル大使が、A・G・ルカシェンコ・ベラルーシ大統領に信任状を捧呈した。(16日TR)
(2)要人往来
ア シエラレオネを視察中の藩基文国連事務総長は、シエラレオネで平和維持活動を行うモンゴル軍を訪問し、国連平和維持活動に積極的に参加しているモンゴル軍に対し謝意を表明した。(16日MT)
イ 16日、バトボルド首相は任太煕(イム・テヒ)韓国雇用労働部長を団長とする一行と会談し、両国の労働分野での協力につき意見交換した。(17日MT)
ウ 17日、胡春華内モンゴル自治区人民代表大会常務委員会主任を団長とする一行が、デムベレル国家大会議議長と会談し、両国の協力関係について意見交換した。(18日MT)
エ ビャムバジャブ参謀総長は21日~22日の間、トルコ・チャナッカレ市で開催される「平和のためのパートナーシップ」研修センター主催の「シルクロード」セミナーに出席した。(22日MT)
【AE=日刊紙アルディン・エルフ、US=日刊紙ウドゥリーン・ソニン、UN=日刊紙ウヌードゥル、ZM=日刊紙ゾーニー・メデー、MM=日刊紙モンゴリーン・メデー、TR=人民革命党中央機関紙ウネン、USH=ウンデスニー・ショーダン紙、MT=モンツァメ・メデー紙、NT=ニーグミィーン・トリ紙、UGS=ウグリョーニー・ソニン紙】