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平成20年度「コミュニティ開発無償資金協力」に係る交換公文署名


6月24日(水)11:00 「コミュニティ開発支援無償資金協力」に関する交換公文に署名が、我が方城所卓雄在モンゴル日本国特命全権大使と先方野田順康国際連合人口居住計画(ハビタット)アジア太平洋事務所長との間で執り行われました。供与金額は5.61億円で、モンゴル通貨に換算しますと約80億トグログに相当します。

「コミュニティ開発支援無償資金協力」は、2006年度に創設されたもので、貧困、飢餓、疫病等、人命や安全な生活への脅威に直面するコミュニティの総合的能力開発の支援を目的とするものです。モンゴルに対するコミュニティ開発支援無償資金協力は、今回始めて供与するものです。本件は、地方からの人口流入が激しく、貧困層の多いウランバートル市内の5つのゲル地区を対象にしています。同地区では財政的余裕がなく、基本的な公共サービスの提供及び必要なインフラの整備が追いついていません。この状況を改善するため、住民組織等の事業能力の強化を行った上で、総合的なインフラ整備を実施し、持続可能な自立発展的な生活環境の構築をはかるものです。