対モンゴル円借款「新ウランバートル国際空港建設計画」事前通報
市橋康吉在モンゴル大使は、1月17日、バヤル首相と会談し、予てよりモンゴル政府から要請があった「新ウランバートル国際空港建設計画」に係る円借款の供与に関し、我が国として288億700万円のモンゴルに対し円借款を供与することを決定したことを伝達いたしました。また、市橋康吉在モンゴル大使は、1月18日、モンゴル外務省においてオヨーン外務大臣及びナランプレブ道路・運輸・観光省運輸局長らと今般の円借款の供与について記者会見を開きました。
本計画は、モンゴルのウランバートルに新空港を建設することによって、首都空港の安全性・信頼性の改善及び利便性の向上を図り、モンゴルのさらなる経済発展に寄与することを目的としています。供与条件は、以下のとおりです。
・金利:0.20%
・償還期間:40年、据置期間10年
・調達条件:日本タイド
我が国はモンゴルの民主化・市場経済化以降これまでに、鉄道の整備、第四火力発電所の改修等に対して計9回、総額約391億円の円借款を供与してきました。今回の円借款の供与額は、これまでの供与額全体の7割強に相当する大きなものとなっています。
今後、我が国とモンゴル政府との間で円借款の供与に関する交換公文に署名することとなります。