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平成19年度草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式


6月28日、在モンゴル日本国大使館において、日本政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力6件の署名式が実施されました。署名されたプロジェクトは以下のとおりです。

①「ドルノゴビ県ダランジャラガラン郡9年制学校増築計画」
②「オブス県ザブハン郡9年制学校改修計画」
③「オブス県ホブド郡9年制学校改修計画」
④「バヤンウルギー県ボヤント郡11年制学校施設改修計画」
⑤「ウブルハンガイ県バトウルジー郡11年制学校寄宿舎改修計画」
⑥「フブスグル県総合病院救急通信・緊急電力供給システム導入計画」

今回署名した6件の内、5件は教育施設の改善です。日本はこれまでもモンゴルの教育分野に対して様々な支援を行ってきました。これは、モンゴルの将来を担う子供達の育成こそが、モンゴルの発展の基礎であり、両国の友好関係強化の原動力になるとの考えに基づくものです。

また、「フブスグル県総合病院救急通信・緊急電力供給システム導入計画」に署名されましたが、我が国はこれまでもモンゴルの14県で救急通信システムの導入等を支援しており、フブスグル県で15県目となります。国土が広く、人口密度の低いモンゴルにおいては、病気や怪我が発生した際の初動体制が重要であり、これら救急通信システムの整備は、モンゴルの皆様の生活環境改善に大きく資するものと期待されます。