平成18年度草の根・人間の安全保障無償資金協力8件の署名式


「ウブルハンガイ県ホジルト郡11年制学校寄宿舎改修計画」
「スフバートル県エルデネツァガーン郡9年制学校改修計画」
「ドンドゴビ県エルデネダライ郡幼稚園建設計画」
「バヤン・ウルギー県ブガト郡11年制学校改修計画」
「バヤンホンゴル県総合病院救急通信・緊急電力供給システム導入計画」
「ヘンティ県総合病院救急通信・緊急電力供給システム導入計画」
「ボルガン県ヒシグ・オンドゥル郡水供給改善計画」
「セレンゲ県ツァガーンノール郡水供給改善計画」
署名した8件の内、4件は教育施設改善、2件は総合病院の救急通信システム及び緊急電力供給システム導入、2件は井戸の改修である。いずれも地方開発に資する案件であり、特に遊牧民とその子女の教育と基礎生活分野の環境改善につながるものと期待される。
平成18年度草の根・人間の安全保障無償資金協力においては、以上8件を含め計28件の案件について署名されたが、そのほとんどが地方における教育、保健、水、環境に係わる協力案件であった。平成19年度は4月から始まるが、今後も日本国政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力を「今後10年間の日本・モンゴル基本行動計画」に基づき積極的に活用していく所存である。