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南野(のおの)知恵子参議院議員のモンゴル訪問


第1回助産師会議
モンゴル国立孤児院
   12月6日から9日にかけて、南野知恵子参議院議員が第1回モンゴル助産師会議に出席するためモンゴルを訪問しました。南野議員のモンゴル訪問は本年5月に続き今年2回となりました。

   モンゴル助産師会は、本年5月に南野議員が当地を訪問された際に、南野議員がその設立をご助言され、UNFPA(国連人口基金)の協力により今般第1回会議が開催されたものです。7日と8日に開催された初めての会合には、モンゴルの全てのアイマグ(県)から100人以上の助産師が集まり、南野議員は同会議の中でご自身の助産婦、看護婦としての豊富な経験に基づいた素晴らしい基調演説をされました。基調演説の中で南野議員は、助産師の使命の重さ、命の尊さを訴えられ、「子供は母親を選ぶことはできないが、母親は助産師を選ぶことができる。だから助産師である皆さんは母親に選ばれる助産師になるよう努力しなければならない。」と出席した助産師を激励されました。

   モンゴル滞在中、南野議員はモンゴル国立孤児院を視察され、同施設で活動する青年海外協力隊員を激励するとともに、同施設の子供達にも気さくに優しい声をかけられました。

   モンゴルにおいては、母子の健康を守ることは最重要課題の一つです。国連が提唱するミレニアム開発目標(MDGs)においても乳幼児死亡率、妊産婦死亡率の削減に全世界が取り組むことが明示されており、今回設立されたモンゴル助産師会がこの目標達成のために大きな役割を果たすことが期待されます。