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大使のエルデネット、ダルハン視察


エルデネット鉱山全景
エルデネット鉱山副社長からの説明を聞く市橋大使
ダルハン製鉄工場。原料はくず鉄です
   市橋大使は9月22日と23日の両日、モンゴル北部の主要都市エルデネットとダルハンを訪問し、経済協力案件等を精力的に視察して回った他、当地で活動を続けるボランティアの方々との意見交換を行いました。

   エルデネットは、モンゴル最大の企業であり世界第26位の銅鉱山会社であるエルデネット鉱山を擁する人口8.1万人の産業都市で、市民の大多数はエルデネット鉱山と何らかの関わりを持っています。エルデネット鉱山の経営は昨今の銅の国際価格高騰により順調で、こうした好景気も手伝って、エルデネットは周辺地域からの人口流入が続き、今ではダルハンを抜いてモンゴル第2位の都市になっているそうです。

   人口7.5万人のダルハンはダルハン・オール県の中核をなすソム(郡)で、文教都市としての発展を目指しています。ダルハン・オール県には3つのソム(郡)がありますが、それぞれ特色をもった開発を進めています。

   訪問中、市橋大使は我が国の一般無償により設備機材を供与したダルハン食肉工場、旧日本輸出入銀行による支援を受けたダルハン製鉄工場、モンゴルの経済を支え続けるエルデネット鉱山、銅線や銅板といった中間製品を製造販売しているエルデミン社等を訪問したほか、現地で活動を続けているシニアボランティア、JOCV隊員の方々との意見交換等を行いました。