モンゴル国立大学国際関係学部での大使講演


講演にはモンゴル国立大学の3、4年生、大学院生をはじめ教職員も参加し、熱心に耳を傾けていました。講義の前後に行われた質疑応答では、「北朝鮮の核実験問題に対して日本の自衛隊はどのような措置を執ることを予定しているのか」、「憲法9条の改正論議はどのような審議段階にあり、またどのような内容の改正が加えられるのか」、「日本の国連安保理の常任理事国入りをモンゴルはこれまでも支持してきたが、現在何が障害となっているのか」、「日本は京都議定書の策定に強いリーダーシップを発揮したが、今後京都議定書が国際的な環境問題解決にどのような役割を果たすのか」等、国際関係に関する様々な質問が出されました。
最後に市橋大使より、モンゴル国立大学国際関係部で講演できたことを嬉しく思う、学生の皆さんが大学で学んだことを社会の為に役立てていくことを願っていると述べて講演を終えました。