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ODA民間モニター及び紺野美沙子UNDP親善大使のモンゴル訪問


   平成18年度「ODA民間モニター」の15人が、8月19日から26日までの日程でモンゴルを訪問し、我が国の政府開発援助(ODA)案件及び国連開発計画(UNDP)が「日本人造り基金」(Japan Human Resource Development Fund)の支援により実施している「一村一品運動」などを視察しました。「ODA民間モニター事業」は、日本のODAを支えている国民の皆様に、ODAの現場を直接視察して頂き、その様子をご意見やご感想として報告して頂くことでODAに対する理解を促進するため、平成11年度より実施されています。民間モニターがモンゴルを訪問するのは、今年で4回目となります。

   また、同じ日程で紺野美沙子UNDP親善大使もモンゴルを訪問し、UNDPが実施した案件のほか、我が国のODA案件も視察しました。紺野美沙子さんは、UNDPの親善大使としてベトナムや東ティモールなどを訪問し、その知名度を活かした広報活動を行っています。モンゴルは、今回が初めての訪問となりました。

   民間モニターは、大使館及びJICA事務所からモンゴルの概況についてブリーフィングを受けた後、首都ウランバートル市の他、ダルハン市及びセレンゲ県で各案件を視察しました。また、食糧・農牧業省及び教育・文化・科学省の担当官と会談したほか、25日には大使公邸で大使館員との意見交換を実施しました。民間モニターの視察案件は、以下のとおりです。

    ・ウランバートル市給水施設改善計画(無償資金協力)
    ・ウランバートル市廃棄物管理計画(開発調査)
    ・ダルハンオール県ダルハン郡第4幼稚園改修計画(草の根無償資金協力)※視察時点では申請中案件
    ・ダルハンオール県ダルハン郡第23幼稚園改修計画(草の根無償資金協力)
    ・セレンゲ県における蜂蜜製造農家の支援(一村一品運動)
    ・第四火力発電所(無償資金協力、有償資金協力、技術協力)
    ・モンゴル・日本センター(無償資金協力、技術協力)
    ・モンゴル科学アカデミー古生物学センターに対する研究活動機材(文化無償資金協力)

   民間モニターの意見や感想については、11月頃から、外務省及び国際協力プラザのホームページに掲載される予定です。また、視察の状況を記録した番組が、BSデジタル放送・BSジャパンにおいて12月頃に放送される予定です。

   国際協力プラザ