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10県10校の教育施設改善に係わる署名式

草の根・人間の安全保障無償資金協力
10県10校の教育施設改善に係わる署名式


   小泉内閣総理大臣が8月10日、11日に日本の総理大臣として小渕内閣総理大臣以来7年ぶりにモンゴルを公式訪問しました。

   小泉内閣総理大臣はモンゴルを訪問した際、以下のモンゴルの10県10校の教育施設を改善する計画に日本政府草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下「草の根無償資金協力」)を実施することを表明いたしました。
     ① トゥブ県バヤンツァガーン郡幼稚園建設計画
     ② ゴビアルタイ県アルタイ郡9年制学校改修計画
     ③ ザブハン県イデル郡11年制学校改修計画
     ④ ダルハンオール県ダルハン郡第4幼稚園改修計画
     ⑤ ウブルハンガイ県技術学校改修計画
     ⑥ バヤンウルギー県オランホス郡11年制学校寄宿舎改修計画
     ⑦ ドルノゴビ県アルタンシレー郡9年生学校改修計画
     ⑧ オブス県ダウスト郡9年制学校改修・増築計画
     ⑨ ボルガン県ダシンチレン郡11年制学校寄宿舎改修計画
     ⑩ アルハンガイ県ツァヒル郡幼稚園建設計画

   29日、市橋在モンゴル日本国大使とモンゴル側関係者との間で上記10の草の根無償資金協力を実施するための贈与契約が署名されました。小泉総理来訪の折りには、草の根無償資金協力の表明の他、「人材育成奨学計画」のE/Nが署名され、またモンゴルの教科書に掲載する我が国物語の提示、800冊の国語辞典の贈呈、一般文化無償資金協力案件「カラコルム博物館建設計画」実施の表明が行われました。

   日本はこれまでもモンゴルの教育分野に対しては様々な支援を行ってきましたが、これはモンゴルの将来を担う子供達の育成こそがモンゴルの発展の基礎であり、両国の友好関係強化の原動力になるとの考えに基づくものです。