トップページ経済協力関連記事>草の根・人間の安全保障無償資金協力「フブスグル県アルボラグ郡11年制学校増築計画」署名式

草の根・人間の安全保障無償資金協力「フブスグル県アルボラグ郡11年制学校増築計画」署名式


 平成18年度対モンゴル草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として、「フブスグル県アルボラグ郡11年制学校増築計画」の贈与契約にD.トゥメンサイハン・フブスグル県アルボラグ郡長、市橋大使が署名しました。

 モンゴルでは、寒さの厳しい冬季の間も、生徒達の健康増進を図るため、体育の授業やクラブ活動を行うことは必要でありそのためにも体育館はとても重要なものとなります。また、郡の中での集会所としての役割を果たすことも多く、学校関係者だけでなく、郡民全体にとっても大切な役割を果たします。しかし、残念ながらアルボラク郡11年制学校にはこれまで体育館がなく、教室の一部を体育館代わりに使用してきました。

 この度、草の根・人間の安全保障無償資金協力で新たに体育館が建設されることになりました。体育館の建設により、これまで体育館代わりに使用してきた教室を本来の目的通りに使用することが出来るようになり、教室不足を緩和することが可能となります。なにより、子供達がこれまでの狭い教室とは違い広い体育館で思いっきり体育の授業やクラブ活動を行うことが出来るようになります。
 
プロジェクト総額: 84,296米ドル
案件概要:体育館建設
学校プロフィール:現在生徒681人、教員32人、職員35人が在籍アルボラグ郡の人口は、4187人。その内78.3%は遊牧民で、人口全体の22.3%は貧困層である。